お知らせ
厚生労働省よりお知らせ~ 面接指導実施医師養成講習会について(周知依頼)
厚生労働省
日本呼吸器学会 会員の皆様へ
令和6年4月1日から医師に対する時間外労働時間の上限規制が適用されることとなり、時間外・休日労働月100時間以上が見込まれる医師に対して、医療機関の管理者へ面接指導を行うことが義務付けられることとなりました。
また、当該面接指導を行う医師「面接指導実施医師」は、長時間労働の医師の面接指導に際して必要な知見に係る講習「面接指導実施医師養成講習会」を受講する必要があり、現在、約4,000名の医師に受講いただいており、うち、2600名の医師が受講を完了されております。
医師の働き方改革に関する制度の円滑な開始にあたっては、各医療機関にて当該面接指導の実施体制を構築することは必須であり、既存の長時間労働者面談に関する知識や経験を有する、産業医の先生方や、長時間労働に伴う健康影響に関する平時からの診療に従事されている先生方のご協力が必要と考えております。
是非とも、貴会所属の先生方へ面接指導実施医師養成講習会を受講いただきたく存じます。
また、講習会をきっかけに、特に、医療機関において産業医をお務めの先生におかれましては、医療機関における長時間労働医師への面接指導実施体制の構築等にもご協力頂けますと幸甚でございます。
【面接指導実施医師養成講習会】
eラーニング講習カリキュラム(約200分)
・第1章 総論・法制論
・第2章 健康管理
・第3章 追加的健康確保措置
・第4章 面接指導の実際
・第5章 意見書作成と環境調整
講習会は面接指導実施医師に関する情報を提供しているウェブサイト「面接指導実施医師養成ナビ」から受講いただけます。