お知らせ
呼吸器専門医申請のための外科系手技要件について
呼吸器学会 専門医制度
一般社団法人日本呼吸器学会
会員各位
呼吸器専門医申請のための外科系手技要件について
一般社団法人日本呼吸器学会
専門医制度統括委員会
専門医制度統括委員会及び理事会によって、専門医制度運用内規が一部改訂になりましたので通知いたします。(2024年2月13日付)
旧制度での外科系呼吸器専門医申請資格に関して、専門医制度運用内規の必須手術・技術の内容が改訂になりましたのでお知らせいたします。【2024年度申請より施行】
運用内規 第6条(必須手術・技術の内容と経験例数)
専門医資格取得のためには、カリキュラムに示された必須手術・技術(Aa)の経験がなくてはならない。
2. 必須技術・手術の内容と必要経験数は以下の通りとする
1)胸部X線透視 30件
2)気管支鏡 20件
3)末梢病巣擦過診 10件
4)経気管支生検(TBB)・経気管支肺生検(TBLB) 10件
5)気管支肺胞洗浄(BAL) 10件 (外科系においては、4)、5)あわせて10件)
6)内視鏡的気道吸引 5件
7)胸腔穿刺法 10件
8)動脈採血 50件
9)酸素療法 30件
10)吸入療法 30件 (外科系においては3.を必須とする)
11)人工呼吸管理(NIPPVを除く) 2件
12)NIPPV 2件 (外科系においては3.を必須とする)
13)気管挿管 5件
14)心マッサージ 10件
15)胸腔ドレナージ 5件
変更前
3. 術者として開胸手術・胸腔鏡下手術 20件 (外科系においては前項2.10)および12)にかえて本項目を必須とする)。ただし下記1)~3)を含み合計20例とする。
1)側方開胸手術 5件
2)胸骨正中切開 2件
3)胸腔鏡手術 8件
変更後
3. 術者として開胸手術・胸腔鏡下手術 20件[開胸手術、ロボット支援を含む胸腔鏡下手術、胸骨正中切開によるもの] (外科系においては前項2.10)および12)にかえて本項目を必須とする)。
以上
本件に関する問い合わせ:日本呼吸器学会 専門医制度係
メール senmoni@jrs.or.jp