活動・取り組み

DEI委員会

女性医師のキャリアパス

西尾 朋子 医師名古屋掖済会病院/呼吸器内科
2006年3月卒業

呼吸器内科を選んだ理由

呼吸器内科では感冒症状の対応から肺癌、間質性肺炎、喘息など、より専門性が必要な診療まで幅広く対応します。内科診療の基本から専門分野までしっかり学べると思い呼吸器内科を選びました。

呼吸器内科を選んで良かったこと、やりがいを感じる時

呼吸器内科には慢性的に咳や息切れなどの症状を患っている人が多く、治療介入することで少しでも症状が改善し喜んでもらえるとやりがいを感じます。またチームとして呼吸器内科の仲間と診療を行える環境はキャリアを維持する上でとても支えになり、呼吸器内科を選んでよかったと感じています。

女性医師としてキャリア形成する上で、気をつけたこと・頑張ったこと

西尾 朋子 医師

自分なりの時間調整で仕事をつづけようと考えています。
出産・子育てなど仕事から離れてしまうと復帰自体にとても勇気がいります。復帰後も家庭との両立に終わりはありませんが、仕事をつづけることが仕事に対するモチベーション維持につながっていると感じています。また専門医取得や学会参加など自分のできる範囲で少しずつ復帰することも仕事を継続していく上で大切だと思います。

女性医師としてのキャリアを積んできた上で、一番助かったこと

相談できる上司や同僚に恵まれたことです。
家庭との両立は自分が対応できない時間ができてしまい、周囲に負担をかけてしまうことも多くなります。周囲に相談しながら仕事にむきあうことがキャリア維持のためにとても大切だと考えます。

後輩に対するメッセージ

呼吸器内科は幅広い分野の診療を行っており、多くを学べる魅力のある科だと思います。日々の診療では大変なことももちろんあり、続けていけるか不安に感じる先生もいるかもしれません。私も周りの先生はどうやって両立しているのだろうかと悩んだ時期もありました。しかし呼吸器内科には様々な勤務形態でキャリアを維持している医師がたくさんいます。
多くの先生が呼吸器内科に興味をもっていただけるとうれしいです。